桜が咲いた

    有馬は寒い所で例年4月中旬であるが今年は1週間から10日早い。  自分で撮りに行けないので家族に頼んだ。有馬川岸に咲き乱れていて、この川は
六甲から流れてきて、水が綺麗で夏は蛍が飛び交う、
        
               有馬川の桜
    有馬温泉の方へ5分ほど歩くと赤い橋があり袂に秀吉の正妻、ネネの像が立っている。奥の方へ歩いて行くとネネを祭る念仏寺があり6月になると沙羅双樹の白い花が美しい。この花は朝咲いて夕方には散ってしまう儚い花で平家物語の冒頭にも出てくる。秀吉は有馬を気に入っていたらしく11月に大茶会を催した。  
今でも11月3,4日に茶会が開かれている。
        
               ネネの橋と桜
    有馬川に沿って下ってくると桜並木がありここでも蛍が見られる。ここまで我が家から車で5分、有馬まで15分である。今年もこの漢詩が思い浮かぶ。
        年年歳歳花相似  歳々年々不同人
     (毎年花は同じように咲くけれど、人はそうとは限らない。)   
今年は特に痛感している。