2006-01-01から1年間の記事一覧

感謝

春以降、病気が進行し家族に心配をかけた。今のように完全に寝たきりなら 諦めもつく。しかしまだ体が少し動く状態ではついイライラが出る。家内には仕事を持ちながら介護、車の運転などずいぶん負担をかけた。娘たちもよく家内を助けてくれた。アメリカにい…

今年もあと5日。思いもよらず病気が進行し呼吸器をつけ胃ろうを作り声も出せず全身の筋肉が萎縮してベットに寝たきりで4カ月が過ぎた。2007年を迎えるわけだが、抱負としては早く退院し在宅で家族と共に楽しく暮らしたい。幸いにも神様は、左手のわずか…

今週はいいことがあった。

関学の藤井先生とゼミの学生さん2名が来られ、 千羽鶴を戴いた。ゼミの皆さんが心をこめて折ってくれたもので、クリスマスの飾りもついて素晴らしい贈り物です。賛美歌も歌って楽しく過ごした。大学ノゼミの仲間S君も東京から来てくれた。現役で働いている方…

7月13日に入院し胃ろうを作り、8月8日退院。栄養剤1日1200ccの生活が始まりました。もう寿司も刺身もステーキもありません。2週間程経った8月21日、確か高校野球の決勝のあった日です。突然呼吸困難、意識不明となり緊急入院、人工呼吸器をつけ今に至…

御礼

先週から再開しましましたがたくさんのコメントありがとうございました。 本来なら退院しているところですが胃ろう部分に狭窄している部分があり 治療しています。先週の検査ではよくなっていましたのでもう少しと思います 胃カメラを4回やりました。病院で…

報告

[*]報告 今日からやっとパソコンでインターネットができるようになりましたが前のようなスピ゜ードでは打てません。 胃ろう人工呼吸器そして寝たきりと全く不自由な入院生活3月を過ぎました。退院予定はわかりません。

朋遠方より来る

ロスアンゼルスのグリークラブの仲間が3人来てくれた。遠い所をありがたい。最近の話題に花が咲き2時間があっという間に過ぎた。励ましの言葉とお花を頂いた。

結婚記念日

33回目の結婚記念日であるが、今年は病院で寝たきり何も出来ない。 バラの花を飾ってお祝いする。孫たちも花を持って来て祝ってくれた。 それだけで十分。

初めてのお見舞い

入院以来初めてのお見舞いの方が来られた。関学の死生学の先生である。7月まで聴講していた授業の先生である。きれいなお花とカードを頂いた。 カードには「あなたはすでに神の御手の中にある」とあった。神様にすべてを委ねなさいと言うことである。感謝で…

退院後、呼吸の方も進行したため先週緊急で再入院いたしました。 気管切開を行いまして人工呼吸器をつけることになりました。 手術は無事に終わりました。 本人も落ち着いたようで久々に笑顔も見れるようになりホッとしているところです。 ご心配をおかけい…

退院のご報告

娘代筆 先日、8日に父は無事に退院いたしました。 ご心配いただきありがとうございました。 ブログ再開をお待ちいただいておりましたがパソコンの前に 長時間いて入力すると非常に疲れがでるようです。 そのため、しばらくブログを再開することは難しい状態…

娘代筆父の手術は27日に無事終わりました。 手術が1週間ほどずれたため、入院が長引いています。退院は早くて来週の頭になるかと思います。 本人も早く家に帰ってブログを更新したいと言っています。みなさまにはご心配をお掛けいたしました。 今後ともよろ…

入院

明日から胃ろうを造るため2週間である。いよいよ来たというところである。体力のあるうちに処置しておくことにした。最近、飲み込み悪く食べる、飲む量が減っており止むをえない。 体は動かないので、どんな入院になるのか不安である。

ワールドサッカー、ウインブルドンのシングルが終わった。日本は早く負けてしまったので、番組は盛り上がらず、テーマ曲も虚ろに響く。世界の中でいかにサッカー人口が多いか判る。 これらを見ていると、彼らの個性、何が何でも勝つという執念が見られる。日…

死生学

4月から始まった聴講も12回目で今日が最後である。面接の頃は寒かったが、桜、躑躅、新緑と季節は過ぎ、梅雨である。もうすぐ夏休みである。ボランタリーの方々のお蔭で休まずに来れた。体も更に動かなくなり、喋れなくなった。ブログも時間が掛かる。でも多…

モーツアルト

今年は生誕250年ということで、音楽番組以外でもモーツアルトを聞く機会が多い。モーツアルトは37歳の生涯であったが626曲を作曲した。最後は「レクイエム」であるが、書き終わらずに亡くなったので後半は弟子が仕上げた。まさに自分のレクイエムであった。…

従姉妹が見舞いに

朝からひどく雨が降っていたが、教会に行く時には晴れていた。やはり晴れ男である。月初めであるので、聖餐式があった。礼拝後の交わりは楽しい。皆さんの支えで礼拝に出る事が出来る。午後から従姉妹、叔父、義叔母、妹が来てくれた。昨年1月、義叔父が亡く…

死生学

かなり暑い。キャンパスも木陰を歩きたくなる。車椅子を押してくれる人も汗だくである。子供の死の理解度、受け止め方について学ぶ。5歳未満であっても、死というものは漠然と判るのであるが、また帰ってくると思っている場合もある。11歳以上だと理解できて…

胃ろう

6/8の検査で飲み込みの力が弱っていることが判った。このままだと誤燕、肺炎を起こす可能性があるので、胃ろうを造ることにした。胃にチューブをつけ、そこから水分、栄養分を補給する。健啖家の私としては飲み込みが弱いために十分食べられずお腹が空いて痩…

3人の子供達

私には男、女、女、と3人の子供がいる。3人仲が良い。親のことを良く心配してくれている。特に病気になってからは、余計に気を使ってくれている。3人とも小学校から高校まで私の駐在の関係でアメリカで暮らした。 長男はカリフォルニア大学を卒業しアメリカ…

限りある命

教会に行けなかった。朝からテレビ番組「ライフライン」を見る。先週の続きである。星野さんと日野原先生のお話には味わいがある。命とは与えられた時間である。星野さんの生きていてもしょうがないという気持ちから、生かされている、自分も何か役に立てる…

ゼミでのお話

受講している死生学の先生のゼミで体験談を話すことになって家内と2人で出かける。さすがに今日は雨に降られなかった。 女学生の方が迎えてくれて教室へ。私が作った原稿を家内が読んでくれた。全部で30数名で男子学生は数名であったが社会福祉学科であるの…

死生学

今日もすごい雨である。車で中まで入ってくれたので助かった。最近車の乗り降りの度に動かなくなって来た自分の体に気がつく。介助してくださる方には申し訳ないと思う。残された人達の対応、受け入れ、立ち直りについてウオーデンの4つの課題について学ぶ…

父の日礼拝

朝テレビ伝道番組「ライフライン」で星野富弘さんと日野原重明先生の対談が群馬県東村の富弘美術館で収録したものを放映していた。星野さんは群馬大学を出て中学校の体育教師になってすぐ23歳の時生徒に体育の授業をしていて頚椎を損傷し、首から下が動かな…

死生学

今日で9回目であるが初めて雨に降られた。これまで連続8回天気で、晴れ男と思っていたのについに梅雨に掴まってしまった。困ったなと思ったが、車を中まで入れさせて貰えたので濡れずに済んだ。だんだん体が動かなくなって来ているのでボランタリー方は大変…

岩城宏之さん逝く

N響を長年指揮され、世界のレベルに育て上げるのに貢献された岩城宏之さんが、癌との闘病の末73歳で亡くなった。指揮者は頭と体をバランス良く使っているためか80歳を過ぎても元気で第一線で活躍している人が多い。岩城さんの演奏は昭和40ー50年代にN響が…

ALSと闘う

毎日新聞6月9日朝刊阪神版にALSと闘いながらブログを書き死生学を聴講している私と一緒に歩んでいる家内の事が記事になっている。死生学の先生が毎日新聞の記者の方にこのブログ紹介した所、今回の取材となった。自分の事が新聞に載ったのは初めてで気恥ずか…

遺骨返還式

2003年11月21日に亡くなった義母は大阪大学医学部に遺体を献体した。約2年半経って、医学生の解剖学での役目を終え遺骨が返還された。90歳まで生きて更に2年半、医学のために貢献したのである。尊敬する。義父も26年前に81歳で亡くなったが献体している。学…

死生学

今日は大事なワークショップがあった。擬死体験というもので自分が病気になり手術を受けだんだん助からない、死に近づいていく中で自分にとって大切なもの、人、活動、趣味等12のものを順次諦めて行き最後に一つだけ残すのである。どれも大事なのであるので…

大学のクラス会

大学のクラス会に出るため、4日から家内の運転で愛知県の渥美半島、伊良湖岬まで行く。名神、東名と走り、約3時間豊川ICで出て約50km、約90分合計4時間半。半島の先端で伊良湖ガーデンホテルの窓から海が良く見える。晴れていれば夕日が綺麗との事。集った…