教会で正式に墓地が決まった。教会の近くである。これで行くところが出来て安心である。何時か判らないけれど、肉体は動かなくなって魂は天国に行ってもお墓が有ると良い。仲間と一緒だから淋しくない。体が重く動かなくなっている。Jesusの元に行けばこの重荷は軽くなるであろう。
今勉強している死生学で読んでいる本に「死ぬ瞬間」がある。アメリカの精神科医、キューブラー.ロスが200人の末期がん患者にインタビューして纏めたものである。最初は医者も患者も抵抗があったらしい。しかし、ある患者が話して以降多くの患者がインタビューに応じた。皆、思うことを語り尽くして重荷を降ろして亡くなったそうである。この中で、「取引」と言う段階がある。「神様、もし病気が治れば世の中の役に立つように働きます」、というものである。
私も病気が治ればALSの患者のために働きたい。祈りによって重荷を軽くしよう。