夏が来れば思い出す、、尾瀬である。

年によるが5月中旬になると雪も融けて水芭蕉が愛らしい姿をみせる。リュウキンカ、ミズガシワなど美しい。池塘に映えるひうち岳、至仏山池塘とは長年の間に泥炭層が陥没しそこに水が溜まったものである。漢詩に[池塘春草の夢]というのがある。池のようなしっかりしたものではなく、儚さを感じるものである。尾瀬はいつもふわっと包んでくれて癒してくれる。群馬に赴任していた頃に10回ほど行った。春夏秋いつ行ってもいい。
写真は2001年5月末、まだ雪が残っていた。                  
 
     早春の尾瀬
                      座禅草が木道の脇にひっそりと咲いていた。
                          
                               座禅草