遺骨返還式

2003年11月21日に亡くなった義母は大阪大学医学部に遺体を献体した。約2年半経って、医学生の解剖学での役目を終え遺骨が返還された。90歳まで生きて更に2年半、医学のために貢献したのである。尊敬する。義父も26年前に81歳で亡くなったが献体している。学部長、解剖学部長の丁重なご挨拶、感謝の言葉があった。大阪大学医学部は136年の歴史があり、これまで20,000体を超える献体があった。本人の遺志と共に家族の理解も必要である。大阪大学医学部は平成6年に吹田に引っ越した。立派な慰霊碑があり、献花をした。碑の中には献体者の名前が刻まれている。26年前の義父の名前も見つけられた。義母にはご苦労さんと言って丁重に義父の眠るお墓に入れてあげる。