NYNY(2)

    2001年9月11日、この時ロスアンゼルスに住んでいた。朝テレビをつけると信じられない光景が飛び込んできた。ワールドトレードセンタービルに飛行機が突っ込んだ。数時間後ビルが崩壊した。映画を見ているようだった。それからテレビは事件一色、ブッシュ大統領が報復宣言するとテレビもこれに追随。ブッシュの支持率も急上昇した。
    そんな中犠牲者の遺族40名がアフガニスタンを攻めてこれ以上犠牲者を出すことに反対して運動を起こした。当時報復一色の中勇気のいることであり、随分嫌がらせもあった。それでも「アメリカを愛しているから」と続けた。これも愛国心である。この時2002年であるがイラクで3000人以上の犠牲者が出ている現在では彼らに賛同するアメリカ人も増えていると思う。