ゼミでのお話

受講している死生学の先生のゼミで体験談を話すことになって家内と2人で出かける。さすがに今日は雨に降られなかった。
女学生の方が迎えてくれて教室へ。私が作った原稿を家内が読んでくれた。全部で30数名で男子学生は数名であったが社会福祉学科であるのでそうなるのであろう。すでにブログを読んで貰っているので私のことは理解して貰っている。内容は病気の進行に伴う不便さ、深刻さ、家族、友人の有難さ、信仰、希望を捨てないで生きていく事などであった。学生さんの質問にも予め聞いていたので答えることが出来た。その他の質問にも家内の通訳で答える事が出来た。お母さんを亡くされご自分も病と闘っておられる女子学生のお話には身に詰まされた。今日のゼミでの交流は素晴らしかった。こんなに優しい若い人と話が出来、将来この人達が社会福祉に携わってもらえると思うと嬉しくなる。正門まで送ってくれた女子学生の方が別れ際に「今日はありがとうございました」と言って手を握りながら涙した。また泣けた。