死生学

かなり暑い。キャンパスも木陰を歩きたくなる。車椅子を押してくれる人も汗だくである。子供の死の理解度、受け止め方について学ぶ。5歳未満であっても、死というものは漠然と判るのであるが、また帰ってくると思っている場合もある。11歳以上だと理解できている。絵本等を使って、いなくなっても遠くから見守ってくれている、新しい命となってこの世に帰ってくると教えることも良い。不治の病で入院している子供達は自分が死ぬ運命にあることを感じている場合が多い。親は子供に知らせまいとするが、子供も親に知られまいとするので気を遣ってしまう。お互いに分かり合って残された時間を共有した方が良いと思われる。講義の後、ゼミの学生さんが声を掛けてくれた。ボランタリーの人は「随分、知り合いが増えましたね」と言っていた。
今日は私の受洗記念日である。